歯のくいしばりと漢方

最近、就寝中に奥歯をくいしばっているようで朝起きると顎が痛くなっていると悩まれている方が多くなってきました。就寝中の歯のくいしばりは起きている時に精一杯くいしばっているときより何倍もの力が加わっており硬いクルミの殻が割れるほどです。歯が折れた、歯医者さんで作ったマウスピースが壊れたという話もよく聞きます。
これは歯科ではブラキシズムと呼ばれます。噛むための筋肉(咀嚼筋)の異常な運動のことです。顎が痛くなる、歯が割れる、顎が開かなくなる顎関節症ばかりか、頭痛や肩こりももしかしたらこのブラキシズムが原因かもしれません。ブラキシズムの患者さんは日中の眠気を感じる人が30%、なんらかのストレス(悩み、心配)を抱えている人70%いるという調査もあります。また、いびき、睡眠時無呼吸症候群との関係も指摘されるようになりました。ただ歯だけの問題ではなく日常生活に多くの支障がでてくる病気ですね。
ストレスや歯並びが原因では?と言われていますが、まだ不明な点が多い病気です。

中医学では1)心胃火熱、2)気血両虚 3)虚風内動 として考えます。
1)心胃火熱:睡眠中の歯ぎしり・口が乾いて冷たい物を飲みたがる・よくお腹がすく・胸やけする・焦燥感
2)気血両虚:軽い歯ぎしり・顔色が白い 唇や爪がツヤない・眩暈・動悸・驚きやすい・疲れやすい
3)虚風内動:持続性の歯ぎしり・午後からの身体のほてり・寝汗・口が乾く

以上の点から処方を決めればだんだんと和らいでいきます。
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by matchy49 | 2012-04-18 22:36 | 中医学


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