薬剤師会は会員を見捨てた

薬剤師会の愚かしさに怒りが止まらない。

医薬品のネット規制の陰で、漢方薬局の電話相談による販売も禁止されるのがわかったのは2月6日である。

しかもそれを知ったのは新聞報道であり、薬剤師会からはなんの説明もなかった。自分の組織に属する会員に関係することであるのにも関わらずである!!

あわてて平和堂薬局の根本幸夫先生が「漢方薬の郵送販売継続を守る会」を作り、同じ危機感を持った薬局、薬店に声をかけた(現在1090店)

漢方薬局というのは物販ではない。健康コンサルタントである。近くの店で葛根湯を買うというのとは次元が違う。人と人との信頼関係があっての漢方相談になる。とうぜん、遠くから相談に来られる方もあり、体力や時間の関係から電話での相談も増える。我々は電話でも体調をチェックし薬の飲み方、養生法にアドバイスし、薬は郵送する。これは「対面販売」ではないと厚労省は言うが、ドラッグストアでレジを通すだけなのは「対面」だと言うのだから噴飯ものだ。

度重なる検討会では日薬の児玉会長からはこうした漢方薬局の声を代弁することなくネット販売反対だけに固執した。会員の権利を守らない会長がどこにいるのだ!

そして最後の検討会が終わり、新聞報道でネット販売には2年間の経過措置がついたことを知るが、日薬ニュース(FAX)にはそのことは一切触れられておらず「第3類以外の郵送販売禁止」と書いてあるだけで経過措置についての説明は一切ない。

本日薬剤師会から届いた「日薬連盟だより」でも「ネット販売反対」の立場が表明されているだけで、漢方薬の送りについてのコメントは一切なかった。

その表明の中に「購入が困難な場合の対応として、薬局、店舗販売、配置販売の形態で全てカバーできる」と言っている。これは離島での対応も会員に対応しろということだ。対外重視で会員の負担を考えない愚かな組織に人は集まるだろうか?

薬剤師会にとって会員とはなんなのか? 選挙の時に動員したり、休日調剤をやらせるための兵隊なのか?

私は「会員のための会」であってほしい。「会のための会員」と会長が思っている会組織ならいらない。

結果として、薬剤師会からは漢方薬の送りについての説明はまったくない。薬剤師会にとっての会員は調剤薬局であり、漢方薬局は会員ではないようだ。

6月から販売登録者が誕生し、医薬品販売は薬剤師でなくとも可能になる。4年間薬学を学んだ薬剤師が、集中講義で本を1冊丸暗記した登録者にアッサリ職場を取られたのだ。

将来的に薬剤師には調剤しか仕事がなくなるだろう。そして新設薬学部からはドンドン薬剤師が誕生する。
歯科医が増えすぎて惨憺たる状態に現在なっているが、将来的に薬剤師はもっと悲惨になる。なぜなら調剤はまず「医者ありり」だからだ。歯科医のように独立した業態にはなりえない。

漢方薬も無視、OTCにも関心がない、薬剤師会があるのは医師会、厚労省のほうしか見ていない調剤ばかりだ。

薬剤師会を辞める会員が多いが、これを止めるのには勉強会や福利厚生などの治療薬ではなく、会員の為の会だという発想、つまり漢方薬による体質改善が必要なのだ。
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by matchy49 | 2009-05-27 00:29 | 薬剤師会


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